佐賀県上峰町では、町内の中学1年生と3年生を対象に、スタディクーポンを配布することが決まりました。予算は全額公費によって賄われる画期的な取り組みです。
上峰町は、地方と都市の所得による学力格差を補い、中学校に在籍する生徒の基礎学力の定着と苦手分野の克服を図ろうと、放課後の時間を活用し、補充学習を行ってきました。この学習だけでなく、家庭教師や学習塾など、それぞれが学習したい形を選択して学べるように、スタディクーポンの導入を決定しました。また、スタディクーポンの導入にあたり、学習だけに限らずスポーツクラブや習いごとでも活用できるようになりました。
町は今年度の事業として、1066万円を予算化し、中学1年生94人、中学3年生91人の計185人を対象に、1人当たり3万円分のスタディクーポンを保護者に配布するとのことです。
佐賀県内では初の試みということで、佐賀新聞にも掲載されています!
武広勇平町長は、渋谷区でのスタディクーポンの取り組みを参考に政策導入を決めました。
その他にも、スタディクーポンの導入を検討している自治体があるという話を聞いています。一つの取り組みが全国に広がっていく兆しを感じています!